LIFE|人生・自分らしさ

「普通」って、誰が決めたんだろう。

LIFE|人生・自分らしさ
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「普通に働いて、普通に結婚して、普通に暮らす。」

昔は、そんな言葉をあまり疑わずに受け取っていました。

ちゃんと働いて。
ある程度の年齢になったら結婚して。
できれば安定した生活をして。

それが、大人になるということなんだと思っていた気がします。

でも、あるときふと思ったんです。

その「普通」って、誰が決めたんだろう。

「普通」は、思っているより曖昧だった

よく考えてみると、「普通」って不思議な言葉です。

会社員として働くのが普通。

結婚するのが普通。

家を買うのが普通。

長く勤めるのが普通。

ある年齢になったら、こうしているのが普通。

でも、その基準は人によって違います。

私自身が歩いてきた「普通とは少し違う人生」については、こちらの記事で書いています。

育った家庭によっても違うし、
住んでいる場所や世代によっても違う。

昨日まで当たり前だったことが、
数年後にはそうではなくなっていることだってあります。

それなのに私たちは、

「みんなそうしているから」

という理由だけで、自分の人生まで決めてしまうことがあります。

「普通」から外れるのが、少し怖かった

周りと違う道を選ぶときには、少し勇気がいります。

転職する。

仕事を辞める。

結婚しない。

離婚する。

今まで続けてきたことをやめる。

新しいことを始める。

選択そのものより、

「周りからどう思われるんだろう」

ということの方が怖いこともあります。

私自身も、何かを決めるときに、

「これって普通じゃないのかな」

と考えたことが何度もありました。

本当はどうしたいのかより先に、
周りから見て正しいかどうかを考えていたこともあります。

「普通」を選ぶことが悪いわけじゃない

だからといって、私は「普通なんて気にしなくていい」と言いたいわけではありません。

安定した会社で働くことも。

結婚することも。

家庭を持つことも。

同じ場所で長く暮らすことも。

それを自分が望んでいるなら、とても素敵な選択だと思います。

大事なのは、

それが「普通だから」選んだ道なのか、
「私はこれがいい」と思って選んだ道なのか。

たぶん、そこなんじゃないかなと思っています。

誰かと同じ道でも、自分で選んだなら自分の人生です。

逆に、周りから見れば正解に見える道でも、
自分の気持ちを置き去りにしたまま歩いていると、
どこかで違和感が出てくることがあります。

人生には、見えない「こうあるべき」がたくさんある

私たちは知らないうちに、いろいろな「こうあるべき」を持っています。

この年齢なら、これくらいできているべき。

大人なら我慢するべき。

一度決めたことは続けるべき。

仕事は簡単に辞めるべきじゃない。

結婚したら、できるだけ続けるべき。

せっかくここまで来たんだから、今さら変えるべきじゃない。

ひとつひとつを見ると、それなりにもっともらしく聞こえます。

でも、それを全部守ろうとすると、
いつの間にか自分が何を望んでいるのか分からなくなってしまうことがあります。

「私はどうしたい?」

ではなく、

「私はどうするべき?」

ばかり考えるようになってしまうから。

「普通」より、自分が納得できるかどうか

人生の選択に、いつも分かりやすい正解があるわけではありません。

選んでみないと分からないこともあります。

後から「違ったかもしれない」と思うことだってあります。

それでも、そのときの自分なりに考えて選んだ道なら、
またそこから選び直すこともできます。

私は最近、

「普通かどうか」

よりも、

「自分がその選択に納得できるか」

を大切にしたいと思うようになりました。

誰かに説明したときに正しく聞こえる人生より、
自分自身が「私はこれを選んだ」と思える人生の方がいい。

そんなふうに思っています。

もしかしたら、あなたが今「普通」だと思っているものも、
一度立ち止まって見てみたら、
誰かから受け取った価値観なのかもしれません。

もちろん、そのまま選んでもいい。

違う道を選んでもいい。

大切なのは、

「普通はどうするんだろう」ではなく、
「私はどうしたいんだろう」と考えてみること。

その答えは、すぐには出なくてもいいのだと思います。

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