LIFE|人生・自分らしさ

「やりたいことがない」大人が、やりたいことを探す方法

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「やりたいことは何ですか?」

そう聞かれると、困ってしまう。

特別な夢があるわけでもない。

昔からやりたかった仕事があるわけでもない。

何かを始めてみたい気持ちはあるけれど、

「じゃあ、何をしたいの?」

と聞かれると、答えが出てこない。

周りを見ると、

好きなことを仕事にしている人や、
新しいことに挑戦している人が目に入る。

そんな姿を見ていると、

「私には、やりたいことがない」

と思ってしまうことがあります。

でも、本当に何もないのでしょうか。

もしかすると、

「やりたいこと」と呼べるほど大きな答えを探しすぎているだけなのかもしれません。


大人になるほど、「やりたいこと」は分からなくなることがある

子どもの頃は、

「これが好き」
「これやってみたい」

と、もっと単純に言えていた気がします。

でも大人になると、そこにいろいろな条件が加わります。

お金になるのか。

仕事にできるのか。

今から始めて意味があるのか。

失敗しないか。

周りからどう思われるか。

せっかく何かに興味を持っても、

「でも現実的じゃないし」

と、自分で消してしまう。

そうしているうちに、

何がしたいのかよりも、

「何なら失敗しないか」

を考えるようになることがあります。

それでは、自分の気持ちが見えにくくなるのも不思議ではありません。


「やりたいこと=仕事」にしなくてもいい

やりたいことを探そうとすると、

「どんな仕事がしたい?」

「何で稼ぎたい?」

と考えてしまうことがあります。

もちろん、それも大切です。

でも、最初から仕事に結びつけなくてもいいと思うんです。

旅行してみたい。

外国語を話せるようになりたい。

絵を描いてみたい。

知らない街を歩いてみたい。

本をたくさん読みたい。

料理を覚えたい。

誰かと何かを作ってみたい。

これだって、立派な「やってみたい」です。

そこから仕事につながることもあるかもしれないし、

ただ人生を楽しくしてくれるものになるかもしれない。

どちらでもいい。

人生の中にあるもの全部を、仕事にする必要はありません。


「好きなこと」より、「気になること」を探してみる

「好きなことを見つけよう」

と言われても、

好きと言い切れるものがないこともあります。

そんなときは、

「なぜか気になるもの」

を探してみるといいかもしれません。

SNSでつい見てしまう投稿。

本屋でなんとなく手に取る本。

YouTubeでよく見ているジャンル。

人から話を聞くと、もっと知りたくなること。

「自分もできたらいいな」と思うこと。

まだ「好き」と呼べなくてもいい。

少し気になる。

ちょっと面白そう。

それくらいで十分です。

やりたいことは、

最初からはっきりした形で現れるとは限りません。


「羨ましい」の中にもヒントがある

誰かを見て、

「いいな」

と思ったことはありませんか。

自由に働いている人。

海外で暮らしている人。

好きなことを発信している人。

資格を取って新しい仕事を始めた人。

何かに夢中になっている人。

そんなとき、

「羨ましいなんて思っちゃダメ」

と気持ちを消す必要はないと思います。

むしろ、

「私は、その人の何を羨ましいと思ったんだろう?」

と考えてみる。

仕事そのものではなく、

自由な時間が羨ましいのかもしれない。

海外ではなく、

知らない世界に飛び込んでいることが羨ましいのかもしれない。

成功していることではなく、

自分で人生を決めているように見えることが羨ましいのかもしれない。

「羨ましい」の奥には、

自分が本当は欲しかったものが隠れていることがあります。


「やりたいこと」ではなく、「やりたくないこと」から考える

それでも何も思いつかないなら、

反対側から考えてみる方法もあります。

これからも毎日満員電車に乗り続けるのは嫌。

人間関係で消耗する働き方はしたくない。

ずっとお金の不安を抱えていたくない。

自分の時間がほとんどない生活は嫌。

誰かの期待だけで人生を決めたくない。

「やりたいこと」は分からなくても、

「これはもう嫌だ」

なら分かることがあります。

それも、自分の人生を考えるための大事な材料です。

たとえば、

「会社員を辞めたい」

だけでは、次に何をしたいのかはまだ分かりません。

でも、

「時間を自分で決められる働き方がしたい」

まで分かれば、少し方向が見えてきます。

嫌なことの反対側に、

自分が大切にしたいものが隠れていることがあります。


過去の自分を振り返ってみる

やりたいことが分からなくなったときは、

新しいものを探すだけではなく、

昔の自分を振り返ってみるのもひとつです。

子どもの頃、何をしていると時間を忘れた?

学生の頃、何が好きだった?

誰に言われなくても調べていたことは?

人からよく頼まれていたことは?

一度諦めたけれど、今でも少し気になっていることは?

大人になる途中で、

「役に立たないから」
「仕事にならないから」
「今さら無理だから」

と置いてきたものがあるかもしれません。

昔好きだったものを、そのまま仕事にする必要はありません。

ただ、

自分が何に心を動かされる人なのか

を知るヒントにはなります。


考えているだけでは、分からないこともある

そして、もうひとつ。

やりたいことは、

考え続けていれば、ある日突然見つかるとは限りません。

少し興味があるなら、

本を一冊読んでみる。

無料の講座を見てみる。

体験レッスンに行ってみる。

その仕事をしている人の話を聞いてみる。

一度だけやってみる。

そのくらいでいい。

実際に触れてみたら、

「思っていたのと違った」

となることもあります。

でも、それも失敗ではありません。

「これは違う」と分かったことも、自分を知るためのひとつの答えです。

そして時々、

「思ったより好きかもしれない」

というものに出会います。

その小さな発見が、次の選択につながっていくことがあります。


最初から「一生やりたいこと」を探さなくていい

やりたいことを探すとき、

「これを一生続けられる?」

と考えてしまうことがあります。

でも、一生続けるかどうかなんて、

始める前には分かりません。

今やりたいことが、

10年後には変わっているかもしれない。

それでいいと思います。

人生が変われば、

興味も、価値観も、大切にしたいものも変わります。

一度選んだからといって、

ずっと同じものを好きでいる必要はありません。

RE:STARTで大切にしたいのは、

一度決めた人生を守り続けることではなく、そのときの自分に合わせて選び直していくこと。

だから、

「一生やりたいこと」ではなく、

「今、少しやってみたいこと」

くらいから始めてもいいのだと思います。


やりたいことがないなら、まだ決めなくてもいい

「やりたいことがない」

という状態は、

人生に何もないという意味ではありません。

まだ知らないだけかもしれない。

まだ試していないだけかもしれない。

忙しすぎて、自分の気持ちを聞く時間がなかっただけかもしれない。

だから、無理に答えを作らなくてもいい。

まずは、

「ちょっと気になる」

「なんとなく好き」

「一度やってみたい」

そんな小さな気持ちを、

すぐに「意味がない」と消さないこと。

人生を変えるものは、

最初から大きな夢の形をしているとは限りません。

何気なく始めたことが、

数年後には大切なものになっていることもあります。

今はまだ、

「やりたいこと」と呼べなくても。

少し気になる方向へ、

一歩だけ近づいてみる。

そこから見える景色もあるのだと思います。

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